14日のリーガエスパニョーラ第23節、Rマドリードは本拠地サンチャゴ・ベルナベウでのデポルティボ戦を2−0で制した。
クリスティアーノ・ロナウドの誕生日パーティーの波紋、ケディラ&コエントラン負傷、ペレス会長との話し合い、コーチ陣の叫び声が響き渡った激しい練習と、前節Aマドリード戦の大敗から長い1週間を過ごしたマドリー。アンチェロッティ監督はGKカシージャス、DFアルベロア、ヴァラン、ナチョ、マルセロ、MFイジャラメンディ、クロース、イスコ、FWベイル、ベンゼマ、C・ロナウドの布陣で、デポルとの一戦に臨んだ。
開始直後こそビクトール・フェルナンデス率いるチームの攻勢を受けたマドリーだったが、徐々にボールを落ち着かせて攻撃に取り組んでいく。しかしながら、左サイドのクエンカが最終ラインにまで下がり、実質的に5バックとなるデポルの守備を切り崩せずに苦戦。それでも13分にC・ロナウド、19分にベイルとシュートまで持ち込んだが、どちらのボールもクロスバーに嫌われている。
5バックに加え、2ボランチで中央を固めたデポル相手に攻めあぐね続けるマドリーだったものの、23分に決定機を物に。左サイドのベイルがアウトサイドで上げたクロスをファーのベンゼマが折り返すが、C・ロナウドは無人のゴールに押し込むことができず。しかしアルベロアがこのボールを拾ってマイナスのパスを出し、これを受けたイスコが緩やかな曲線を描くシュートでネットを揺らした。前半は1−0で終了する。
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後半立ち上がり、マドリーは高いインテンシティーを発揮したデポルの猛攻にさらされたが、48分にボルヘスが放ったシュートはポストに直撃し、オリエリ・リエラの放ったシュートはGKカシージャスがセーブ。その後、イスコらの献身的な守備もあってデポルの勢いを削ぎ、ポゼッションとカウンターを織り交ぜた攻撃で追加点を狙っていた。62分にはC・ロナウドが直接FKのチャンスを得たものの、これはクロスバーを大きく越えてしまう。
72分、アンチェロッティ監督はこの冬の市場で加入したルーカス・シウバをデビューさせる。イジャラとの交代でピッチに入ったブラジル人MFは、アンカーを務めるクロースの右にポジションを取った。そしてマドリーが追加点を得たのは、この交代策からわずか1分後のこと。アルベロアの浮き球からC・ロナウド&ベンゼマがマヌエル・パブロ&ラウレと2対2となり、ポルトガル代表FWのパスからフランス代表FWがネットを揺らした。
アンチェロッティ監督は79分、イスコとの交代でカルバハルを投入して、アルベロアが位置していた右サイドバックに配置。アルベロアを左サイドバックに回し、マルセロをクロース、L・シウバ、ベイルが位置する中盤に押し上げて4−4−2が色濃く出るシステムに切り替える。また、その5分後にはベンゼマの代わりにヘセをピッチに立たせ、C・ロナウドと2トップを組ませた。
マドリーは87分、ドリブルを仕掛けたヘセの折り返しからC・ロナウドがシュートを打つも、これはわずかに枠を捉えられず。2試合の出場停止処分もあり、第19節ヘタフェ戦以来お預けとなっている得点には恵まれなかった。絶対的エースの得点こそなかったマドリーだったが、デポルの意地の反撃を跳ね返し続け、無失点を維持したままエストラーダ・フェルナンデス主審による終了のホイッスルを迎えている。
2試合ぶりとなる勝利で勝ち点を57に伸ばしたマドリーは、翌日に試合を控える2位バルセロナに勝ち点4差をつけて今節も首位の座を維持。連勝が2でストップしたデポルは勝ち点24で暫定12位に位置している。(Goal.com)
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]]>QPRは11日、MFレロイ・フェルが左ひざの内側側副じん帯を損傷し、8週間から10週間の離脱を強いられる見通しだとクラブ公式サイトで発表した。
フェルは10日に行われたプレミアリーグ第25節サンダーランド戦で負傷。前半には先制ゴールを記録したが、後半に負傷して75分にピッチを退いていた。
今季ノリッジから加入したフェルは不動のレギュラーとしてここまで24試合に出場し4ゴールを記録していた。サンダーランド戦では8試合ぶりの白星を挙げて降格圏を脱出したQPRだが、シーズン終盤の残留争いに向けて痛い戦力ダウンとなりそうだ。
QPRはハリー・レドナップ前監督の突然の辞任により正式な監督も不在。カタールのラフウィヤを率いるミカエル・ラウドルップ氏が新監督の最有力候補と見られていたが、日本代表の新監督候補にも挙げる同氏は「カタールに残る」としてどちらの可能性も否定している。(Goal.com)
]]>ロッテのドラフト2位、田中英祐投手(22=京大)が14日、今キャンプ最多となる167球を投じた。
真っすぐ中心で、162球目を投じるとブルペン捕手から「今のが今日1(番)の球!」と、声をかけられた。
田中は「力みが取れてきてフォームがつかめた部分がありました」と、振り返った。シート打撃は18日に登板が予定されている。
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14日に行われたブンデスリーガ第21節、ホッフェンハイム対シュツットガルトの一戦は、ホームのホッフェンハイムが2−1で勝利を収めた。シュツットガルトDF酒井高徳はブンデスリーガ初ゴールを記録したが、チームの結果には結びつかなかった。
31分にはFKからのこぼれ球をロベルト・フィルミーノが蹴り込んでホッフェンハイムが先制したが、シュツットガルトは前半のうちに反撃。39分、左サイドからのFKをゴール前に入れ、跳ね返されたボールを酒井がボレーで狙う。ブロックに遭いこぼれたボールにもう一度右足を振り抜くと、ビチャクチッチに当たったボールがGKの逆を突く形となりゴールに転がり込んだ。
ヨーロッパリーグでのゴールは記録していた酒井だが、ブンデスリーガでは4シーズン目、計84試合目での初ゴールとなった。4試合無得点が続いていたチームにとっても待望の後半戦初得点だ。
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だがそのまま1−1で迎えた後半アディショナルタイム、ホッフェンハイムはルディがボールを奪ってカウンターを仕掛け、フォラントから返されたボールを受けて決勝ゴール。試合はホームチームの勝利に終わった。
後半戦に入って1分け3敗と不調を抜け出せないシュツットガルトは、この結果により前節に続いて最下位。次節は復調気味のドルトムントをホームに迎える。
ボルシアMG(ボルシアMG)対ケルンの一戦では、ケルンFW大迫勇也が第10節以来11試合ぶりとなる先発出場で77分までプレー。MF長澤和輝も前節に続いて終盤に交代出場している。試合は0−0で終わるかと思われたが、こちらも後半アディショナルタイムにシャカがFKに頭で合わせて決勝ゴールを奪い、ボルシアMGが1−0の勝利で暫定3位浮上となった。
後半戦に入って絶好調のブレーメンは、今季10点目となるディ・サントのPKなどによりアウクスブルクを3−2で撃破。連勝を5に伸ばして8位の好位置につけている。(Goal.com)
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トルコではハンガリーやボスニア・ヘルツェゴビナのチームと練習試合を重ねたそうで、「(シンガポール戦は)いいコンディションでやれればいい」と調整への手応えを口にした。(共同)
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]]>阪神2軍春季キャンプ(14日、安芸)阪神2軍はハンファ(韓国)と練習試合(安芸)を行い、6−2で勝ち、対外試合2連勝。プロ2年目・横田慎太郎外野手(19)は「1番・中堅」で先発出場し、2試合連続のマルチ安打となる2安打2打点と猛アピール。八木裕2軍打撃チーフコーチ(49)も成長に目を細めた。
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ブンブン振り回すだけじゃない。まだ19歳の若虎は変化球に逆らわず、バットにボールを乗せた。横田の打球は左中間を真っぷたつに破り、2者が余裕の生還。自身も一塁、二塁を蹴るとあっという間に三塁に到達した。
「真っすぐを待ってて、変化球を打てました。いい感じに(球が)浮いてきたんで。ボール球もきっちり見えています」
2−2の同点で迎えた七回無死一、三塁。初球だろうと甘い球が来たら振る。安芸球場に駆けつけた虎党に強く存在を印象づける一打は、ゲームを決める決勝打となった。八回にも外の変化球を左前に運び、4打数2安打2打点。前回11日の西武戦(安芸)でも6打数3安打1打点と大暴れした男が、2試合連続のマルチ安打。1軍では若虎が実戦になってもがき苦しむなか、まばゆいぐらい背番号「24」が躍動している。
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進化の陰には、1年目から二人三脚で歩んできた八木2軍打撃チーフコーチとの歩みがある。今キャンプでも、トップの位置で一度フォームを止め、タメを作ってから打つティー打撃など、付きっきりで指導することが多い。師匠も成長に目を見張った。「左中間の方のいい当たりだったね。シュート気味の球にうまく対応した」。これまでは精神的なもろさがあったという。「自分の気持ちが悪い方にいっちゃうタイプなんだけどね。きょうは2打席目からよくなった。ボールを見れるように、判断できるようになった」と成長を認めた。
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横田は「打席に入るときに冷静に入れるようになりました。前の打席を切り替えて。去年だったら引きずってました。打席数も多くもらってるんで。結果を残したいです」と意気込んだ。まだ実戦は始まったばかり。2月末の1軍昇格に向け、貪欲に結果を追い求める。 (山口大輝)
★掛布DCうなった
横田のもう1人の師匠、掛布DCも成長を喜んだ。「ヒットよりも1打席目。1ボール2ストライクからインコースよりの真っすぐをファウルできて四球にできたのが意味がある。彼自身の成長を感じました」。決勝打に関しても「狙って打った変化球じゃないと思うけど、真っすぐ待ちながら、体が反応できたんだろうな」とうなった。
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